酵素について

今日はローフードの基本となる、酵素についてのお話をしたいと思います。
そんなに難しくないですし、簡潔に話すので身構えなくても大丈夫ですよ★

生きているものすべてに酵素というものが存在して、それぞれが生存していくために様々な働きをしています。生命活動を行っている物質で、生命力の根本ともいえるでしょう。動物、植物、そして私たち人間と生きるもの全てにそんざいします。

人間の持っている酵素：
私たちの体の中にはおよそ3,000種類もの酵素が存在すると言われています。
中でもローフードが注目しているのが消化酵素と代謝酵素の二つです。

消化酵素：消化酵素は私たちが食べた物を消化する時に使われる 酵素です。
代謝酵素：細胞の入れ替え、組織の修復、そして毒を体外に排出してくれる酵素です。

酵素の特徴は46～48℃以上の熱を加えると死んでしまうという点。
なのでローフードは生で食すことを勧めているんですね。

さて、私たちが持っているこの二つの酵素ですが、酵素を使うのにもエネルギーが必要です。
そして現代人は消化酵素をものすごく酷使しているせいで、代謝酵素にエネルギーが回らずに代謝が落ち、様々な体の不調が引き起こされると考えられています。

そこでキーポイントとなってくるのが、食物酵素という野菜や果物に存在する酵素なのです。
食物が育ち、熟し、そして腐敗していくすべての過程に酵素の働きが備わっています。バナナが緑から黄色になったり、マンゴーが赤く熟したりとこれらも酵素の働きです。

この食物酵素のいいところは、私たちが野菜や果物を生で食べる限り、ある程度はこの酵素が働いて自らを消化してくれるところなんです。ということはですね、

この食事をするのと

こ～んな食事をするのだと

私たちの消化酵素に使われる量もエネルギーも全く違ってくるんですね～。
ローフードを実践してなぜ体調が良くなるのかというと、今まで消化酵素にしか回っていなかった分のエネルギーが、代謝酵素に回って、体から毒素が排出され、体の循環も良くなるからなんです。

私たちが生きているうちにすると言われている食事の回数、なんと８万回！！
その分だけ消化酵素にばかり回っていたらそりゃあ体調だって悪くなるのも納得しますね。
たとえば便秘気味の人なんかは、食物繊維が足りていないだけなのではなくて、代謝酵素が落ちてしまってあっちこっちで毒がたまっているけど排出できない状況にあるから起るんです。
今回はローフードで大切な酵素の話をさせて頂きましたが、ご理解いただけましたでしょうか？？質問等はメールで受けつけますのでお気軽にどーぞ！
今日も素敵な一日をお過ごしください！

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